》》高周波特性《《
|
|||
導波性とも称されます。高周波電流の伝わりやすさのことで、伝送損失の少ない特性が要求されます。すなわち、ミリ波、マイクロ波帯域での信号交流電流を流す導波管では、表面の凹凸が伝送損失を左右しますから、めっき皮膜の平滑性がきわめて大切になるのです。ちなみに、6,000メガヘルツでは表面から3μmの深さ部分で電流流れますが、30ギガヘルツになると0.5〜0.6μmの深さまでしか流れません。 最近のIT機器では作動する周波数帯域が高くなっていますから、搭載されるめっき部品の表面平滑性もきわめて重要になっています。 一般に高周波特性を要求されるめっきには、下地に平滑性の良好な銅めっきを施し、表面に緻密な金めっきが行われています。(写真は「電気めっきガイド」より) |